はじめに
・アイデアが思いつかない方。
・発想が不安定で悩んでいる方。
・創意工夫が苦手だと感じている方。
実は、あなたが抱えていらっしゃるお悩みや向上心は、この概念で解決するかもしれません。
なぜなら、この記事では”科学的根拠”や経験談に触れながら、問題解決のヒントをご紹介しているからです。
つまり、こういうことです。
読み終わった頃には、解決するためにすべきことを”具体的”に知ることが出来ているでしょう。
是非この一期一会の機会に、ここならではの特別な記事を、もちろん無料でお読みください。
あなたのお悩みを、科学的概念で解決していくぞッ!!
馴染みのない環境が鍵だぞッ!
テーマ解説【セレンディピティ】
とある秋の日、この概念を知りました。2か月後には、アイデアが133を超えてしまいました。
概要
今回のテーマは、”セレンディピティ”となっております。
意味は、「偶然に予想外のものを発見すること。また、何かを探しているときに、別の価値のあるものを偶然見つけること。」とされています。
皆さんは、いったん諦めたアイデアが、ふとした瞬間に素晴らしいものになるような経験があるでしょうか?
なんの変哲もない日常生活で、いきなり優れた発想が浮かんだことのある方はいらっしゃるでしょうか?
まさしく、それが”セレンディピティ“です。
言葉の由来
ちなみに、この言葉ですがイギリスの小説家であるホレス・ウォルポールさんが生み出したとされています。
「セレンディップの3人の王子」という童話に由来して作られた造語らしいですよ。
「王子たちが道を歩いていると、なんだか違和感を覚えます。
道の左側の草だけ食べられていたようでした。
その様子から、自身が歩いている少し先にいるロバが、片目であることに気づいたんです。」
主人公達は、いつも意外な出来事と遭遇して、聡明さによってもともと探していなかった何かを発見していたようです。
その様子に感銘を受けて、友人に手紙で共有したようですね。
偉大なる先人の発見
さて、有名な例で言うと、アイザック・ニュートンさんの万有引力の逸話でしょうか。
リンゴが頭に落ちてきて、同時にこの偉大なアイデアも降りてきたと伝えられています。
他には、このような大発見もあるんですよ。
- ペニシリンの発見 (アレクサンダー・フレミング)
- ダイナマイトの発明 (アルフレッド・ノーベル)
- X線の発見 (ヴィルヘルム・レントゲン)
- 電子レンジの発明 (パーシー・スペンサー)
- カーボンナノチューブの発見 (飯島 澄男)
まだまだありますが、挙げればキリがありません。
自分の専門分野と日常の何気ない行動が繋がったり、思わぬハプニングが世紀の大発見へのきっかけとなったわけですね。
アハ体験のような閃きが必要だぞッ。
参考文献など
日常でのヒント
このとても魅力的なセレンディピティのためには、起こりやすい環境を整えることが重要です。
そうすれば、ある程度意図的に発生させることも難しくないかもしれません。
そのヒントを下記にまとめてみました。
- 自身に馴染みのない分野の学問に触れてみる。
- 普段とは違う環境に身を置いてみる。
- 無理に煮詰めず、アイデアを寝かせてみる。
無知にこそアイデアは宿る
まず、あなたの生活に多様性を持たせることがアイデアへの近道になります。
ですが、日常生活では同じことを繰り返し気味ですから、意図的に取り入れなければいけません。
普段であれば、無視している事柄に関心を向けてみましょう。
いつもは触れない分野のインターネットの記事を実際に目を通してみると、自身の知らない視点が隠されているはずです。
それが何気ない仕事のひと時に、セレンディピティとして繋がることは良くあることです。
オススメは、まったく触れたことのない学問の記事を読んでみることです。
隣人との話題になるかもしれませんし、後々あなたを助けてくれますよ。
知らない道に落ちているヒント
あなたは普段どのように通勤をされているでしょうか。
徒歩で駅まで移動していらっしゃるのでしょうか、はたまた車での通勤でしょうか。
いずれにせよ、いつも通る道とは別の道を通ってみてください。
それだけで、肌で感じる空気感やすれ違う人々の違いがあるはずです。
また、広告なども意識してみると意外と面白いものです。
そんな程度な緊張感のなかで、アイデアはふと降りてくるものなのです。
とことん変化を追及してみましょう。
- 時間配分の変化
- 人間関係の変化
- 生活環境の変化 etc…
アイデアは放置から育つ
アイデアを焦って仕上げて、上手くいかなかった経験はございませんか。
良いアイデアには時間が掛かります。
創造性において、無作為に選んだ学生の提案書を評価した実験がありました。
その結果、先延ばしにした学生の提案書の創造性は28%高まったとの結果が得られています。
レオナルド・ダ・ヴィンチさんがモナリザの完成までに16年掛けたように、寄り道をしながらいったん寝かせてみましょう。
例えば、ウォーキングなどの軽い運動で前頭葉に酸素を送れば、脳が活性化して素晴らしいものが思いつくかもしれません。
また、十分に時間が取れるならば、読書や昼寝もオススメです。
ちなみに、昼寝は20分以内にしましょう。
まとめ
普段は触れることのない分野にアイデアは眠っています。
意識して日常生活に取り込むことが重要です。
また、良いアイデアにはどうしても時間が掛かります。
週に何時間かは、行ったことのない場所で仕事に関係のない本を読んでみましょう。
新しいカフェや、いつもは通り過ぎるだけの公園などが良いですよ。
個人的には、美術展もオススメしますから、ぜひ検討してみてくださいね。
アイデアの創り方のヒントはこちらだぞッ。
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あなたにお伝えしたいことは、とてもシンプルです。
世の中の悩みは、偉大な先人が解決しており、そのほとんどは本を読むことで手に入ります。
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