はじめに
・色彩の影響力を知りたい方。
・デザインに携わっている方。
・魅力的になりたい方。
実は、あなたが抱えていらっしゃるお悩みや向上心は、この概念で解決するかもしれません。
なぜなら、この記事では”科学的根拠”や経験談に触れながら、問題解決のヒントをご紹介しているからです。
つまり、こういうことです。
読み終わった頃には、解決するためにすべきことを”具体的”に知ることが出来ているでしょう。
是非この一期一会の機会に、ここならではの特別な記事を、もちろん無料でお読みください。
あなたのお悩みを、科学的概念で解決していくぞッ!!
”色”は様々な印象を与えるぞッ!
テーマ解説【認知能力】
人間の五感による知覚の割合は、視覚83%、聴覚11%、嗅覚3.5%、触覚1.5%、味覚は1%といわれています。
概要
今回のテーマは、”認知能力”となっております。
まず、”認知”とは様々な学問で使われる言葉ですが、以下のような意味となります。
「人間などが外界にある対象を知覚した上で、それが何であるかを判断したり解釈したりする過程のことをいう」とされています。
例えば、目の前にリンゴがあったとします。
それを見て、「これはリンゴで、食べ物だな。」と考えることを指します。
感覚器の仕事
ところで、この”認知”をするうえで欠かせないものがあります。
それは感覚器といわれており、代表的なものでは目・鼻・耳・舌・皮膚があります。
目であれば、光を感知する感覚器として視覚を担当しています。
実は、この視覚だけでも入力系・情報処理系・出力系と分かれており、更に両目の運動を調整したり、見たいものに注目する処理など細分されていきます。
鼻であれば、嗅覚を担当していますが、大きく分けて2種類に分けることが出来ます。
口内の香りを感じ取る口腔香気と、鼻で感じ取る鼻腔香気です。
感覚器は、単純そうに見えて、とても細かく多岐にわたる仕事をしてくれているんですね。
味のほとんどは嗅覚から生まれる
ところで、感覚器は互いに連携を取っています。
嗅覚であれば味覚と組み合わされることによって、日々の食事を楽しませてくれてます。
コーヒーなどを思い浮かべて頂くと分かりやすいかと思います。
逆の例としては、牛乳が苦手な方が鼻をつまんで飲んだりしますが、意外と効果的だったりします。
実際のところ、味を形作っているのは嗅覚であり、味覚や触覚はあまり大きな影響を及ぼさないんですね。
色彩の影響力
さて、感覚器のなかでも、一番の情報を与えてくれているのは目です。
私たちが得る情報の83%を占めているといわれており、とても重要なものですね。
この視覚については、主に心理学の分野で研究されており、色彩の与える影響について非常に興味深い報告がなされています。
ですので、この記事では次の章から詳しくまとめていきますよ。
実は、嗅覚の研究もかなり興味深いぞッ。
参考文献など
日常でのヒント
さっそく、色彩ごとに与えるといわれている効果について、下記にまとめてみました。
- 赤:活性化や興奮が望める。一方で、警戒色として緊張を与える。
- オレンジ:温かみや楽観性を与える。不安がほぐれて安心できる。
- 黄:有彩色で一番明るい。楽しい気分を作るが、警戒色として不安も演出する。
- 緑:中間色であり最も刺激が少ない。穏やかなイメージの一方で、保守的な印象を与える。
- 青:副交感神経に作用して、創造性を高めるが気分を落ち込ませてしまう。
- 紫:上品で高貴なイメージを与える。染料が高価であったことに由来。怪しい印象も与える。
- 白:清潔感と純情な印象。飲食店や病院などでは積極的に取り入れられている。最も光を反射する。
- 黒:高級感や重厚感を与える。しかし、死や悪などの不吉な象徴であり不安を抱く。若年層に好まれる。
科学的に魅力な色
題名にもありますが、赤色は異性に魅力的に映るとされています。
ロチェスター大学の心理学者であるアンドリュー・エリオットさんとダニエラ・二エスタさんの研究が根拠となっております。
また、女性の場合は、写真のふちを赤く彩ることでも魅力的に見えるとされています。
これは、動物などにおいて、赤色がほかの個体よりも優位であることを示す色であったり、繁殖期において性的な魅力を伝えることに使われているからとされています。
さらに、多数のスポーツでは赤いユニフォームにより、パフォーマンスが上がるという研究結果が報告されているんですよ。
しかし、2009年2月27日にサイエンス誌に掲載されて記事によると、赤色は緊張を与えるため、創造性は下がってしまうようですね。
人の見た目は大きな影響を与えると、別の心理効果(ホーソン効果)でも言われていますから、異性と初めて出会う時には赤色のコーディネートをオススメします。
世界で最も愛されている色
青色は、世界で最も愛されている色といわれており、職場には是非とも取り入れて頂きたい色です。
そんな青色には、集中力を高めたり、食欲を減退させたり、睡眠を促進させたりする効果があります。
これは、アメリカ・カリフォルニア大学のロバート・ジェラードさんの研究が根拠となっています。
内容は人に様々な色の光を当てることによる、血圧・呼吸数・心拍数・脈拍数・まばたきなどの変化を観察したものです。
そして、ライト・トーナス値という筋肉の緊張度合いを現した数字を考えたんですよ。
落ち着いた空間を演出し、創造性を高める青色は、あなたの役に立てるかもしれませんね。
まだまだ深い感覚器の世界
さて、この記事では、視覚の中でも赤と青について紹介させて頂きました。
そのほかの色についても、かなり興味深い研究結果が散見されますので、興味のある方は調べてみてください。
ところで、視覚以外も強力な影響力を持つことがあります。
- 嗅覚を失うと鬱になりやすい。
- 温かい日には幸福感が高まる。
- 雨の日には記憶力が上がる。
- 晴れの日には株価が上がりやすく、雨の日には下がりやすい。
- 温かい飲み物を飲んでいるときには、他人への第一印象が良くなる。
- 孤独な体験を思い出すと、体感温度が3度ほど下がる。
- 白熱電球の発光を見ることで、創造性が上がる。
などなど、あまりにも魅力的なものなので、もしかしたら違う記事でご紹介させて頂くかもしれません。
今回は視覚に関するご紹介で留まらせて頂きます。
まとめ
五感に代表される感覚器は、互いに連携しながら認知能力を高めています。
特に視覚がもたらす情報量は多いので、私たちにも大きな影響力をもたらします。
その中でも、赤色は魅力を高めてくれますし、青色は創造性を向上させます。
うまく日常に取り組むことで、あなたの可能性を高めてくれるかもしれませんね。
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