はじめに
・Noと言うのが苦手な方。
・隣人にペースを握られがちで悩んでいる方。
・変わらない毎日を過ごしていると感じている方。
実は、あなたが抱えていらっしゃるお悩みや向上心は、この概念で解決するかもしれません。
なぜなら、この記事では”科学的根拠”や経験談に触れながら、問題解決のヒントをご紹介しているからです。
つまり、こういうことです。
読み終わった頃には、解決するためにすべきことを”具体的”に知ることが出来ているでしょう。
是非この一期一会の機会に、ここならではの特別な記事を、もちろん無料でお読みください。
あなたのお悩みを、科学的概念で解決していくぞッ!!
一度断ってから改善策を提案だぞッ!
テーマ解説【プラトニズム】
学説には、時間の中で考えられたものと、時間の外で考えられたものがあります。
概要
今回のテーマは、”プラトニズム”となっております。
提唱者は、古代ギリシアの哲学者であるプラトンさんです。
ざっくり説明すると、「世界を物質世界と精神世界(イデア)に分けて、後者こそが実在する世界」だと考えました。
どうしても堅苦しい表現を避けられませんが、出来るだけ分かりやすく解説していきます。
プラトンさんは、日本でいう弥生時代の方だぞッ。
プラトンの哲学とは
これを語るには、”イデア”という概念は欠かせません。
”イデア”というのは、「精神世界にのみ存在する、物事のあるべき姿」を指します。
つまり、限りなく理想的な設計図・お手本のようなものです。
精神世界にある”イデア”をもとに、現実世界の物事がコピーで再現されているイメージです。
これは、ユダヤ教や”数”という概念に触れて、このような”作られる”というアイデアに繋がったという話もあります。
人智を超えた存在を認める哲学を”白哲学”というらしいぞッ。
イデアの具体例
例えば、あなたが三角形を書くとします。
その三角形は、三角形として”完全であり、本来のあるべき姿”なのでしょうか。
紙の上で定規を使ったとしても、少しだけ線が傾いているかもしれません。
PCを使ったとしても、拡大すればドット表現の限界としてギザギザしているはずです。
その”完全であり、本来のあるべき姿”をしている三角形は、結局のところ精神世界のなかでしか表現できません。
つまり、”イデア”のことです。
”イデア”という概念を通さずして、”完全であり、本来のあるべき姿”は存在できないんです。
このとき、紙の上や、PCに映し出された不完全な三角形は”エイドス”といいます。
現実の物質世界のものは、結局のところイデアの不完全なコピー(エイドス)というわけですね。
宗教的な結びつき
さて、この”イデア”という「精神世界にのみ存在する、物事のあるべき姿」は、宗教を強力に支持するものとなりました。
一部の宗教でも、”神”が万物を作ったと考えたりします。
この”神”という概念と、”イデア”という概念が結びつき、宗教は勢いを増すこととなったのです。
哲学は堅苦しいですが、とても興味深いですね。
ちなみに、このように超自然的な概念に根拠を求める別のもので、”インテリジェント・デザイン”という理論があります。
これは、「知性ある何かに生命や宇宙が設計された」とする理論です。
「西洋の全ての哲学はプラトン哲学への注釈に過ぎない。」とも言われているぞッ。
参考文献など
日常でのヒント
この”プラトニズム”という考え方ですが、典型的な”時間を超越した”考え方なんです。
一方で、時間という概念を前提とした学説も存在します。
この点について、下記のように触れていきます。
- 時間の外側の視点
- 時間の内側の視点
- 断るための考え方
時間を超越した視点
さて、プラトニズムを代表に、世界には”時間を超越した真理”を説く学説があります。
これは、万物の最終理論とでもいえるような真実が存在するかのように話されます。
特に、プラトニズムにおいては、「真理は時間を超越し、宇宙の外側にある」という点が本質といえるほどです。
実際のところ、とても一般的で、分かりやすい考え方です。
しかし、この考え方は、テクノロジーの発達などの”いままでの社会に無かった物事”にも当てはまるという間違いに陥りがちです。
例えば、10年前である2012年の時点で、Youtubeなどを通して”好きなことで生きていく”ことが実現されると、誰が予測できたでしょうか。
”時間を超越した真理”を過信してしまうと、このような見誤りに繋がります。
どうやら、これをすんなりと信じるのは危ないのかもしれません。
時間とともに変わる視点
一方で、ダーウィンの進化論などは、”時間の内側に答えを求めた”考えかたです。
例えば、時間の経過のなかで、とても奇妙な構造や事実が生まれるかもしれません。
しかし、それこそを”進化”として真摯に受け止める考え方なんです。
この”進化”のような複雑な出来事は、”時間を超越した真理”を使って予測するのはとても難しいでしょう。
なので、時間の流れを意識しながら、一番起きやすい可能性に真摯に向き合っていく姿勢は、この考えかたの特権といえますね。
具体的な例でいうと、経済活動などは分かりやすいでしょう。
特に、株式取引において、必勝法はありません。
真摯に向き合うほか、上手くやっていける方法はきっと存在しません。
断るということ、疑うということ
私たちが日常生活を送るうえで、断ることが苦手な方は少なくないでしょう。
その提案には、”時間を超越した真理”的な何かがあると思い込んではいませんか。
絶対的な根拠があると、何の疑いもなく受け入れてしまってはいないでしょうか。
実際のところ、その根拠が過去の産物であることもしばしばです。
なぜなら、そのほとんどは、経験・自信・権威などの時間とともに変わりゆくものだからです。
もしかしたら、あなたに行われる提案には交渉の余地があり、新たな方法を模索することで改善が図れるかもしれません。
”時間のなか”で考えることにより、双方にとってよりよい結果がもたらされるのであれば、断ることは決して後ろめたいことでは決して無いでしょう。
まとめ
ソクラテスの弟子にしてアリストテレスの師匠である、偉大な哲学者プラトンは論じました。
精神世界には”イデア”という名の物事のあるべき姿が存在する、と。
西洋哲学に大きな影響を残したプラトニズムと呼ばれる知識体系は、いわゆる”時間の外側”に答えを求めた考えかたです。
一方、ダーウィンの進化論は、”時間の内側”に答えを求めた考え方です。
これは、”時間を超越した真理”に答えを求めず、時間に真摯に向き合って答えを導き出します。
どうやら日常生活においては、前者の”時間を超越した真理”的な何かに根拠を感じる方が少なくないようです。
しかし、しばしばその根拠は過去の産物であり、新たな方法を模索する余地だって十分にあります。
腑に落ちない提案は、いったん断ってから双方にとってよりよい提案を行うことで、素敵な結末に繋がること間違いなしでしょう。
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