はじめに
・人付き合いで悩んでいる方。
・他人と比較ばかりしてしまう方。
・心が疲れたと感じている方。
実は、あなたが抱えていらっしゃるお悩みや向上心は、この概念で解決するかもしれません。
なぜなら、この記事では”科学的根拠”や経験談に触れながら、問題解決のヒントをご紹介しているからです。
つまり、こういうことです。
読み終わった頃には、解決するためにすべきことを”具体的”に知ることが出来ているでしょう。
是非この一期一会の機会に、ここならではの特別な記事を、もちろん無料でお読みください。
あなたのお悩みを、科学的概念で解決していくぞッ!!
Win-Winの関係性が大事だぞッ!
テーマ解説【ノンゼロサムゲーム】
全員が勝者になる方法があります。そのためにお互いに”向上”が求められます。
概要
今回のテーマは、”ノンゼロサムゲーム”となっております。
もしかしたら日常のなかで聞いたことがある方もいらっしゃるかもしれません。
とっても簡単に説明すると、Win-Winの関係性ということです。
勝ち負けのゲーム
例えば、”ゼロサムゲーム”と呼ばれるものは、将棋やチェス、対戦ゲームなどであり、勝敗がつきます。
つまり、どちらかが負けるという形で損(-1)をしますが、一方は勝者として得(+1)をします。
したがって、この”ゼロサムゲーム”では、参加者の損得の合計がゼロ(0)になります。
よりよい結果を得るために、自身の得が最大になるような行動が求められますね。
これは、勝者だけが幸福となり、敗者には不幸を押し付けられる形になります。
ノンゼロサムゲームとは
一方で、今回の取り上げる”ノンゼロサムゲーム”は、 参加者の損得の合計がゼロ(0)にならないのが特徴です。
誰かの得がそのまま誰かの損になるわけではないのです。
こちらは、物々交換などが分かりやすいかと思います。
お互いに余っているものや不要なものを交換することで、原則として得しか発生しません。
したがって、この”ノンゼロサムゲーム”では、参加者の損得の合計がゼロにはならないのです。
ただし、 たしかに損得の合計がゼロにはなりませんが、マイナスになる可能性も秘めてはいます。
物々交換以外の例では、株式取引や恋愛、RPGゲームなどが代表的ですね。
これは、参加者全員が幸福になる可能性を持つことになります。
ゲーム理論という概念のお話しだぞッ。
参考文献など
日常でのヒント
あなたはどちらのゲームに参加しているのか?
さて、私たちが参加している環境はどちらでしょうか。
国などの大きな視点でいうならば、ノンゼロサムゲームであると言えるでしょう。
しかし、個人としてのスケールに落とし込んだときに、どちらのゲームに参加しているでしょうか。
例えば、職場などで会議をするときに、以下のように考え方が変わるだけでどちらのゲームにもなるでしょう。
- ライバルより優位に立つために、とびっきり素晴らしい意見を言おう。
- 全体の話を聞きつつ、より優れた意見にまとめ上げよう。
この場合では、前者の考え方に勝ち負けの意図が見え隠れしています。
つまり、”ゼロサムゲーム”というわけです。
これでは、集団としての損得を合計したときに、誰かがマイナスを引き受けているということになります。
もし、 Win-Winの関係性を築きたいのであれば、後者のような考え方が必要になります。
それだけでも心の消耗は落ち着きますよ。
棒と縄
ところで、 そのWin-Winの関係性のために役に立ちそうな概念をご紹介いたします。
それは、”棒と縄”というものです。
密教に伝わっており、意味は「棒は悪いものと距離を置くために、縄は良きものを引き寄せるために使う」といったものです。
棒を使って勝ち負けを追い続けるのではなく、縄で仲間と繋がっていくというような意識は、人間関係を円滑に進めるヒントになるかもしれません。
また、自身の得ばかり求めて行動するような方から身を守ることについても検討してみてください。
そのような方が意識を改めるだけで、場の空気が良くなることもしばしばありますよ。
歴史は移りゆく
歴史的な観点から見たときに、争ってばかりだった国々が手を取り合っていることにお気づきですか。
今までは戦争などの勝ち負けで得を取り合ってきました。
しかし、その流れは移り変わり、国際社会の一員として手を取り合う姿勢が必要になってきてます。
自身の得意なことを共有して、隣人の苦手な分野は補い合う。
そのような関係性が、全体の損得の合計として一番理にかなっているのでしょう。
勝ち負けに拘らずに、また巻き込まれないように共有の輪を広げることで、人間関係の悩みも減るはずですよ。
まとめ
まとめると以下のようになります。
- 自身の参加している環境がどちらのゲームなのかを把握する。
- 身勝手な方からは棒で身を守る。よき仲間とは縄で繋がる。
- 自信の長所は共有して、隣人の短所は補い合う。
私たちは、自身の考え方や、身の振り方でどちらのゲームにも参加できます。
せっかくならば、参加者全員でお互いに向上し合い、 Win-Winの関係性を目指していきたいものです。
もし、その輪を乱して個人の利益ばかり求める方がいらっしゃったら、身を守ることが必要です。
そのために、自身の参加しているゲームと考え方については整理しておきましょう。
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