はじめに
・副業の基本を知っておきたい方。
・自身のビジネスの方針が不安な方。
・初心に立ち返っておきたいと感じている方。
実は、あなたが抱えていらっしゃるお悩みや向上心は、この概念で解決するかもしれません。
なぜなら、この記事では”科学的根拠”や経験談に触れながら、問題解決のヒントをご紹介しているからです。
つまり、こういうことです。
読み終わった頃には、解決するためにすべきことを”具体的”に知ることが出来ているでしょう。
是非この一期一会の機会に、ここならではの特別な記事を、もちろん無料でお読みください。
あなたのお悩みを、科学的概念で解決していくぞッ!!
ニッチの棲み分けが重要だぞッ!
テーマ解説【ガウゼの法則】
かのダーウィン曰く、「唯一生き残ることが出来るのは、変化できる者である。」
概要
今回のテーマは、”ガウゼの法則”となっております。
提唱者は、ソ連(現、ロシア)の生態学者であるゲオルギー・ガウゼさんです。
内容は、「群衆生態学において、同じニッチ(生態的地位)にある複数の種は、安定的に共存できない。」というものです。
ニッチとは
”ニッチ”とは、「生物の生息場所や生活パターンのこと」を言います。
牛であれば、”草原”に生息していて、”昼行性”で、”草食”である。
ライオンであれば、”サバンナ”に生息していて、”夜行性”で、”肉食”である。
こういったものが、”ニッチ”となるんですよ。
海岸の過酷な競争
例えば、北太平洋の岩礁は興味深いものです。
フジツボとムール貝は同じニッチにあると言えます。
ともに”岩の固着面”に生息していて、食料は”プランクトン”です。
”ガウゼの法則”により、お互いにしのぎを削って、争うことになるという訳ですね。
この争いの勝者は、ムール貝になる。予定でした。
第三の刺客ヒトデ
本来であれば、ムール貝が勝者でした。
ですが、そのムール貝を食べてしまう”ヒトデ”も、同じ生息域にいるようです。
そのため、フジツボとムール貝は今も安定しないなかで、種をかけた戦いを続けているんですね。
もし、”ヒトデ”がいなければ、ムール貝は”岩の固着面”の王者となります。
そして、フジツボなどのカイメンを餌にするウミウシがいなくなります。
さらに、”ヒトデ”に餌を取られがちなイソギンチャクは増えていきます。
”ヒトデ”は海岸の調整役なのですね。(キーストーン種と呼ばれています。)
自然界は絶妙なバランスで保たれているぞッ。
参考文献など
日常でのヒント
とても興味深い生態系の世界ですが、どうやらビジネスの世界でも大切なことをこっそり教えてくれている気がするのです。
それらを以下にまとめてみました。
- ニッチを意識して、自分の得意を展開する。
- 同じニッチ同士でも、ペルソナ分析で差別化する。
- 初心者ならではの身軽さを生かす。
ニッチは必ず意識する
”ニッチ”という言葉も見慣れてきた頃だと思います。
この”ニッチ”、ビジネスに落とし込むと、カテゴリーやジャンルとなるのでしょうか。
この世の中には、様々なビジネスがあり、そこから根を下ろすように複雑にカテゴリーなどが分岐しています。
もし、曖昧な感覚で副業を始めていらっしゃる方は、この部分を洗いだす必要があります。
そうでなければ、安定に存在できずに”競争排除”されてしまいます。
例えばざっくりと分類した場合、以下のように分けられるでしょうか。
- ビジネス
- 節約
- 美容
- 育児
- ガジェット
- 家事、家庭
- 乗り物
- 投資、お金
- エンタメ
- 旅行
- クリエイティブ
- 趣味
自身の強み
一番意識するべきことは、以下の通りです。
- 自身が得意なこと。
- 自身が好きなこと。
- 社会的に需要があること。(純粋な価値、流行など。)
まず、このいずれかが欠けている場合は上手くいかない場合が多いです。
自分の強みを生かせず、活動を続けられず、誰にも見向きされない状況にはなりたくないものです。
そのうえで、上記で分けたカテゴリーを検討します。
カテゴリーx自分の強み=あなた”の”ニッチ と言えるでしょう。
ここから更に深く掘り下げて、あなた”だけの”ニッチ確立へ向けた旅路が始まります。
棲み分け、食い分け
例えば、シマウマとヌーは”草食”で同じニッチ同士です。
しかし、シマウマは稲の穂先、ヌーは茎や葉を食べます。
そのため、競争にはならず共同で群れを作ることもあります。
”肉食”で言えば、ワシとフクロウは同じニッチですが、活動時間帯が違うため競争にはなっていません。
ペルソナ分析
恐らく、あなたのニッチには競争相手が大勢います。
先駆者のようなカテゴリーそのものを作った方や、ベテランと呼ばれる方とも競争しなければならないかもしれません。
しかし、ニッチが同じでも”棲み分け”ることで、共存が可能になります。
そのためにペルソナ分析は欠かせないでしょう。
ペルソナとは、心理学上の人格を意味し、ユーザー像を細かく設定することで、あなたの価値を的確に届ける対象を客観的に見ることが出来ます。
この点が曖昧であれば、競合が発生し、争いをしなければなりません。
以下に項目をまとめます。
- 名前
- 性別
- 年齢
- 居住地域
- 職業
- 家族構成
- 年収
恐らく、これらは基本的な項目であり、まだまだ細かな設定が必要です。
デバイスの分布や年齢分布、地域分布など考えなければいけない情報は山ほどあります。
例えば、これは日本総務省統計局のURLです。(統計局ホームページ (stat.go.jp))
このようにデータ分析などに使用するために公開されているものは多岐に渡ります。
ぜひ、「オープンデータソース」などで検索してみて下さい。
ペルソナに伝えたいこと
例えば、何かしらの情報だけでは、あなただけのニッチを確保することは難しいでしょう。
今の時代、単なる情報は調べることでいくらでも入手することが出来ます。
以下のことを参考にしてみてください。
- 情報 x 体験談
- 情報 x 地域性
- 情報 x 速報
あなただけのコンテンツを目指していきましょう。
そうすることで、さらにニッチを細分化することが出来ます。
さて、ここまで固まれば随分と進化したと言えるでしょうが、まだまだ旅路は続きます。
変化できなければ生き残れない
ここからは試行錯誤の連続でしょう。
ヒトデのような”キーストーン種”と呼ばれる、個体数は少数ながら大きな影響力で環境を調整している生物がいます。
”収斂進化(しゅうれんしんか)”と呼ばれる、まったく別のニッチ同士なのに、何故か似通った進化を遂げる場合があります。
”適用放散”という、ニッチを占めていた生物種が、他のニッチに進出して異なる生物種になることがあります。
このように、生き物は種を残すために様々な変化を取り入れ続けています。
単純な比較は出来ませんが、私たちも時代の流れとともに変化が求められるでしょう。
それらをいち早くキャッチして、組み込むことが重要です。
成功者のマネや、他の媒体の流行を取り入れる、など色々試していきましょう。
恐らく、この旅路には正解は存在しません。
まとめ
生物において、”ニッチ”という概念があります。
これが重なっている場合、”ガウゼの法則”によると、競争によりどちらかが排除されてしまうでしょう。
しかし、棲み分け・食い分けなどにより共存することも可能です。
恐らく、ビジネスでも同じようなことが言えるでしょう。
- 自身の強みとカテゴリーを意識する。
- ペルソナ分析でニッチを確保する。細分化すれば、競争する確率は下がる。
- 身軽さを武器にして、試行錯誤し続ける。
こうすることで、あなただけのコンテンツが出来上がるでしょう。
きっと正解は存在しないので、気軽にいろいろなことを試して”変化”を受け入れていくことが大事ですね。
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