仕事術・自己啓発

速報、”流行”するコンテンツの共通点はこちら【ミーム】

はじめに

こんな方々はぜひ目を通してみてください。

・自身の影響力を高めたい方。

・経済的に独立したい方。

・自己承認してもらいたい方。

  実は、あなたが抱えていらっしゃるお悩みや向上心は、この概念で解決するかもしれません。

 なぜなら、この記事では”科学的根拠”経験談に触れながら、問題解決のヒントをご紹介しているからです。

 つまり、こういうことです。

 読み終わった頃には、解決するためにすべきことを”具体的”に知ることが出来ているでしょう。

 是非この一期一会の機会に、ここならではの特別な記事を、もちろん無料でお読みください。

あなたのお悩みを、科学的概念で解決していくぞッ!!

【この記事でお伝えしたいこと】

戦い・逃走・食べ物・生殖は強いテーマだぞッ!

テーマ解説【ミーム】

 私は成功するコンテンツの共通点を探し求めておりました。この概念に答えがあるような気がしてならないのです。

概要

 今回のテーマは、”ミーム”となっております。(和訳:模倣子、模伝子、意伝子)

 もともとの提唱者は、動物行動学者であるリチャード・ドーキンスさんです。

 内容は、「会話、人々の振る舞い、本、儀式、教育、マスメディア等によって脳から脳へとコピーされていく情報と、そのプロセスを進化のアルゴリズムという観点で分析するための概念」というものです。

 かみ砕いて説明すると、「人から人へ引き継がれる情報」のことです。

 例えば、習慣・技能・物語などの情報は、遺伝子のように最初から備わっているというよりも、ヒトからヒトへと伝わって獲得していくものです。

 このような、世代を超えて祖先から子孫へ伝えていく、”情報の遺伝”を説明したものなんですよ。

”遺伝子”という概念の使いまわし

 この”ミーム”という概念は、”遺伝子”という計算可能な概念を応用して生まれました。

 ”遺伝子”とは、私たちの体の中にあって、体の構造などを保存しています。

 もし、この遺伝子が無ければ、ヒトとしての形も保てなくなります。

 つまり、生命の設計図なのです。

 物理的に存在しており、プログラムのように複製や改良も可能なものなんですよ。

情報にも当てはめると

 この”遺伝子”は、環境に適応するために少しずつ変化していきます。

 これを”進化”といいます。

 また、”突然変異”によっても変化が起きることがあります。

 これを遺伝子以外の概念(情報など)でも説明しようとしました。

 こうして”ミーム”は誕生したのです。

 実は、ミーム論者の方は沢山いらっしゃいますので、それぞれ語っているミーム像は様々です。

 しかし、以下のような定義は共通しているようです。

  • 脳内にある情報の単位
  • 強い伝染力を持つ知識、アイデア、概念。
  • 脳に貯蔵され突然変異によって変質した習性に近い教訓

私たちは乗り物である

 ところで、どうやら遺伝子が進化するのは、私たちヒトの幸福のためではないらしいことが分かっています。

 遺伝子の目的は、いかに自己複製を増やすかであるようです。

 遺伝子は自分の複製を残すために、私たちを乗り物として様々な行動をさせます

 それは、食べ物を探させ結婚相手を見つけさせ敵を戦わせたりです。

 この概念を”利己的遺伝子”と呼びます。

 すこしゾッとするのは、遺伝子からすればヒトの生存よりも自己複製をよっぽど重視している点ですね。

 得体の知れないものに寄生されている気分になりますが、遺伝子目線から考えると実際にそのような振る舞いをしているように映るのです。

脳は進化し続けた

 繰り返しますが、遺伝子の目的は「いかに自己複製を増やすか」です。

 しかし、はそんな都合を無視してひたすらに”進化”しました。

 なぜなら、”進化”や”突然変異”は、設計予定されているものではないからです。

 そうして、私たちには”意識””思考”が生まれました。

 遺伝子からすれば必要以上の変化だったかもしれませんが、脳は成し遂げたのです。

 こうして、ヒトの行動は”遺伝子の自己複製”から”生存”に注意を払うことが出来るようになったのですね。

 ただし、石器時代からはほとんど進化しておらず、現代社会との間に大きなギャップがあります。

 このギャップにこそ“流行”に繋がる大きなポイントがあるのです。

”意識”と”ギャップ”を理解すれば、ミームに干渉出来るかもしれないぞッ。

参考文献など

【引用元はこちら】

ミーム(meme)とは、脳内に保存され、他の脳へ複製可能な情報である。例えば習慣や技能、物語といった社会的、文化的な情報である。

ミーム – Wikipedia

日常でのヒント

 さて、そんな興味深いミームという概念から得られる教訓を下記の順番でまとめていきます。

【ポイント】
  • ミームの基礎について。
  • より強力に伝染するミームについて。
  • ミームを運ぶもの。

ミームの基本的な種類

 基本的なミームの種類としては以下のようになります。

 特徴としては、戦い逃走食べ物生殖のような原始的な部分を司っている点ですね。

 現代では直接的に求められませんが、このギャップをうまく満たすことは効果的です。

危機

 恐れの感情を伝える。

 仲間たちに素早く危険の警告するなどして、多くの人の生存を助けることが出来るもの。

 ”これを知らなければ損をする”というニュアンスのものが当てはまりそうです。

 ”~しないための”といった損を回避させる表現の方が人の目を引くことは、よく知られていますね。

使命

 集団に共通の目的を与えることで、団結行動を促して生き残りやすくするもの。

 例えば、”権威性”のある人物が、その業界の初心者の方に助言するようなタイプのものが当てはまるでしょうか。

 進むべき方法に導いたり、ありがちな失敗を共有することで、そのコミュニティは生き残りやすくなりますね。

問題

 食糧不足・結婚相手をめぐる争いなどを、解決するべき問題として認識するもの。

 これにより、生存や生殖のチャンスが高まる。

 ”悩み解決”・”問題解決”などのコンテンツはこれに該当しそうですね。

危険

 毒や危険地帯など、何かを危険と判断することによって、生存を助けるもの。

 ”心霊関係”や”世界の事故”などをまとめたものがこれに当てはまりそうですね。

 現代では、単に”好奇心”を煽るものも含まれそうですね。

好機

 食べ物を手に入れるなど、チャンス時にはすぐ行動を起こすことで、生存確率を上げるもの。

 まさしく、”株式投資”や”電子マネー”などは、お金を得るチャンスをぶら下げていますよね。

 加えて、その時に決断しないといけないという、時間制限も発生しています。

素晴らしい例(ダイエット)

 ダイエットについての情報が広がりやすいのは、”食べ物”に関連しており、”医者”という”権威性”からの情報で、自身の”性的魅力”を高める”チャンス”だからであると言えますね。

 その他のミームには、自己所属感・自己特別感・承認欲求・他者の幸福を気遣おうとする衝動など、二次的に派生したものがあります。

性と危険

 ””に関するミームと、”危険”に関するミームは特に強力です。

 性への関心は、直接生殖に関わってくるものでした。

 私たちの文化は、性をめぐって進化したと表現しても差し支えないでしょう。

 流行の”コスメ”・””などは、性的魅力を高めるためのものです。

 ”ヘアスタイル”・”筋トレ”・”ダイエット”・”料理”等も人気のコンテンツになりやすいでしょう。

 また、”恋愛テクニック”・”性事情”などについても、かなり根強い人気を誇っていますね。

 男女の性差として知られている感情をまとめてみましたので、参考にしてみてください。

【男性】【女性】
権力:得ることで、沢山の女性を惹きつける。安全:子孫が生き残る可能性を高めるため。
優位:同上。責任:父親としての責務を求めた。
好機:繁殖できる機会を特に逃さない傾向。投資:贈り物などを投資してくれるか。

危険

 危険への関心は明白で、察知できれば生存に繋がるからです。

 安全に過ごすために、恐れ・不安などに強く関心を払っています。

 ”ホラー系”・”保険”の産業は大きくなりがちであるようですね。

 ギャンブルなどの、”ローリスク・ハイリターン”は典型的なこのタイプのミームですが、投資信託などでも似たことが語れそうです。

 さらに、成功すると金銭的な報酬が発生するので、かなり強いミームとなるでしょう。

 また、”安い保険”という概念があり、これは「リスクを下げるために僅かな努力をする傾向」を意味します。

 特に、”迷信”・”都市伝説”などで発揮されますが、エピソードそのものが好機・食べ物のミームと相乗効果を発揮していることも良くあります。

プログラム的なミーム

 ミームのなかには、あまり意識しなくても心に入り込んでくるものがあります。

 まるで、プログラムされるように行動や考え方に反映されてしまいます。

 法律・慣習や環境などにより影響を受けてしまうようです。

マインド・ウイルス

  • テレビCM、番組
  • ラジオ
  • インターネット
  • ジャーナリズム
  • 陰謀論
  • ペット
  • キャラクター
  • 流行語

 これらの媒体はまるで、ウイルスのようにミームを拡散していくものとして、マインド・ウイルスと呼ばれています。

 もし、あなたのコンテンツを拡散させたいのであれば役に立つかもしれません。

 ただし、どれも規模感が大きく難しいものではある点はネックです。

 ところで、自治体が地方の魅力をアピールするために”ゆるキャラ”を作り出し、かなりの反響があったことはご存知でしょうか。

 インターネットでSNSを利用されている方は、アイコンを”キャラクター”と紐づけすることは有効化もしれません。

 自身を”キャラクター”としてデザインすることでも、印象を与えることができます。

 また、”ペット”の育成を発信することで、注目を集めることが出来ます。

 特に、非日常を感じさせるような珍しい種類であれば効果的でしょう。

まとめ

 さて、今回は”ミーム”という概念に触れてみました。

 提唱されてから、どんどんと解釈が膨張しており、日常生活でも本来の意味が薄まりながらも使われています。

 「石器時代のヒトが、何に関心を引かれていたのか。」が重要なところであり、現代とのギャップをどうやって満たすのかがカギとなっております。

 戦い逃走食べもの生殖

 危機感・使命・問題意識・好機。

 性・危険。

 様々な角度からご説明させて頂きましたが、もしこれらを統合できれば、かなりの訴求力を持ったコンテンツが完成すると確信しております。

 また、”流行”しているコンテンツについても、いずれかのミーム強力な武器として押し出されているのではないでしょうか。

 今後の活動の一助となりましたら幸いです。

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記事で紹介されている科学的な概念について、極めて抽象的な表現を用いております。もし、本来の意味と著しく乖離している場合は、コメント欄等でご指摘下さい。早急に対応させて頂きます。

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