仕事術・自己啓発

ご紹介、”うっかりミス”の対策方法はこちら【認知的負荷】

はじめに

こんな方々はぜひ目を通してみてください。

・知識がなかなか定着しない方。

・用事のために立ち上がったら、何をしようとしたか忘れてしまう方。

・会話の内容をすぐに忘れてしまう方。

  実は、あなたが抱えていらっしゃるお悩みや向上心は、この概念で解決するかもしれません。

 なぜなら、この記事では”科学的根拠”経験談に触れながら、問題解決のヒントをご紹介しているからです。

 つまり、こういうことです。

 読み終わった頃には、解決するためにすべきことを”具体的”に知ることが出来ているでしょう。

 是非この一期一会の機会に、ここならではの特別な記事を、もちろん無料でお読みください。

あなたのお悩みを、科学的概念で解決していくぞッ!!

【この記事でお伝えしたいこと】

短期的な記憶は3~4個までだぞッ!

テーマ解説【認知的負荷】

  こうして記事を読んでいる最中にも、あなたの脳は目まぐるしく活動しています。

概要

 今回のテーマは、”認知的負荷”となっております。

 この認知的負荷とは、「ある瞬間に私たちの脳に入り込んでくる情報の量のこと」をいいます。

 例えば、「リンゴ・のこぎり・冷蔵庫・タイヤ・時計・アヒル・レンガ」という単語を10秒で覚えようとしたら、脳も記憶に残そうと努力します。

 このとき、単語は”ワーキングメモリ”というところに残されますが、この7つの単語がまさに認知的負荷といえますね。

  10秒という限られた時間で、7つの単語分の情報が脳に入り込もうとしているからですね。

容量オーバー

 上記の例で簡単に触れましたが、脳は一時的に記憶する場所をもっています。

 そこは、”ワーキングメモリ”と呼ばれており、読んで字のごとく一時的な情報を残すところです。

 実は、その”ワーキングメモリ”には情報量の限界があります。

 その限界量は、”7±2つ”までであると、ブリンストン大学の心理学者であるジョージ・ミラー氏が発表しています。

 この7±2はマジカルナンバーとして知られているのですが、これを超えて情報を受け取るとどうなるのでしょうか。

 なんと、入ってきた情報がすぐに出て行ってしまったりと、正しく情報を処理できなくなります。

 つまり、用事を思い出して立ち上がったのに、何をしようとしていたか忘れてしまったりするのです。

精神論ではどうにもならない限界があるんだぞッ。

参考文献など

【引用元はこちら】

マジカルナンバー「The Magical number seven, plus or minus two: some limits on our capacity for processing information」という論文の中で、一度聞いただけで直後に再生するような場合、日常的なことを対象にする限り記憶容量は7個前後になるということを示した。

ジョージ・ミラー (心理学者) – Wikipedia

日常でのヒント

 私たちはあまりに多くの情報に囲まれて生きています。

 そのことを意識しなければ、あっという間にワーキングメモリの容量を超えてしまうでしょう。

 下記のことを心がけてみてください。

【ポイント】
  • 記憶量には限界があることを認識する。
  • マルチタスクはほぼ不可能
  • 流れてくる情報を絞る

個人差のある記憶量

 マジカルナンバーとして、短期的な記憶の限界量は7±2つまでだとご紹介しました。

 実は、この研究が発表されたのは1950年代であり、すこしだけ多く見積もりされているかもしれません。

 研究者のなかには、せいぜい3~4が限界ではないかと主張している方もいらっしゃいます。

  だとしたら、私たちが確実に記憶できる数はとても限られているといえるでしょう。

 仮に記憶の限界量を超えてしまうと、得た情報について思考する能力はかなり低下します。

 無理はせずに、ご自身のペース限界を把握しておくことは大切なことですね。 

”マルチタスク”という都合の良い決まり文句

 社会人の方であれば、マルチタスクという言葉を聞いたことがあるかと思います。

 そんなマルチタスクの由来をご存知でしょうか。

 複数のタスクを同時に進行するコンピューターのシステムのことを言いますが、具体的にどうやっているのでしょうか。

 実は、単体のタスク驚くほどの速度で終わらして、また次のタスクに取り掛かる。ことを繰り返しているだけなんです。

 その結果、一度に複数のタスクをこなしているように見えています。

 優先順位に従って、シングルタスクをひたすらに高速で行うこと。がマルチタスクの実態です。

 コンピューターですら同時に複数のタスクを処理しているわけではないのですから、我々には到底難しい話でしょう。

 きちんと、ご自身の対応できる容量内で、堅実に歩むことをオススメいたします。

情報の蛇口

 ところで、過多の情報から身を守る方法とは何でしょうか。

 情報社会では、携帯電話で手軽にインターネットに接続できますし、それが常識となっています。

 情報格差なんていう言葉も生まれているため、インターネットから距離を置くのは考え物ですね。

 このような時は、ご自身のワーキングメモリがいかに小さいかを理解するだけでも、自然と身の振りが変わってくるものです。

 本当に必要な情報や、要点に対して意識を向けることに繋がりますから、うまく対応していけるでしょう。

 複雑で重要な思考をするときは、入ってくる情報を最低限に絞ることが理解力の向上に繋がります。

 私たちの脳の容量は、世間で信じられているよりずっと少ないことを肝に銘じておきましょう。

まとめ

 私たちの脳には、ワーキングメモリと呼ばれている短期的な記憶の置き場所があります。

 その用量には限界がありますが、我々の認識よりもずっと少ないです。

 その事実を認識するだけでも、自ずと身の振り方が変わってくるはずです。

 一度に複数の物事を進めようとはせず、一つずつ確実に歩んでいきましょう。

記事で紹介されている科学的な概念について、極めて抽象的な表現を用いております。もし、本来の意味と著しく乖離している場合は、コメント欄等でご指摘下さい。早急に対応させて頂きます。

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